2008年8月8日金曜日

*さといもの葉っぱ*


*さといもの葉っぱ*
以前、我が家には祖母が大事にしていた家庭菜園がありました。
ミニトマトやシソ、ナスなど、1畳程の狭いスペースに、
代わる代わる色々な野菜が植えられていました。

その中でもさといも(里芋)は、暑い夏に恰好の遊び道具☆だったのです!

夏になると、さといもの葉っぱがものすごく大きくなるんですが、これが…みごとに、水をはじく!!

大きなお皿みたいな葉に夜露がたまってたり、夕立の後は雨粒が残っていたり。
それを見つけると嬉しくなり、葉っぱを傾けて、水の玉をビシャっと地面に落としてました。

祖母には「たまった露は服につくとシミになるから、近づくな~」と言われていましたが、
水玉の流れる様が面白く、葉っぱが空っぽでもあえて水を汲んできて、
手ですくって、ためては流し、またためては流しと、遊んでいました!

でもほどほどにしないと、土がビチャビチャの水浸しになってしまい、祖母の雷が落ちます…

よい子は真似をしないで下さい(笑)!

祖母が大事に育てたさといもは、毎年ずいきごと煮て、美味しく頂きました☆
「手間がかかるから来年はもうやらない」とよく言ってましたが、
必ず次の年も大きな葉っぱが育ってました。

そんな優しい祖母を思い出す、さといもの葉っぱ☆です。