2012年6月26日火曜日

*手*


*手*
だいぶ蒸されてきました今日この頃、皆さんお元気でお過ごしですか?

この1ヶ月、私はどっぷりファミリーに浸かっていました。
今回描いたのは、そんなファミリーのひとつ。
先月生まれたばかりの姪と、その母、そしてお父さんの手です。

私は更におばさんになり(笑)、その幸せに浸っていました。
オムツを替え、洗って干してたたんで、あやして。

まだ言葉を話せない姪が泣くと、どうしたのかと、皆でその理由を探る。
悲しまないように、健やかでいられるように、目一杯心を配る。
赤ちゃんの気持ちを汲もうと、誰もが必死になる。

お父さんお母さんのひたむきさや頑張り、そして喜びに周りの皆が共鳴し、共感したいと思う。

子育てを経験していても、そうでなくても、
不器用であんまり役に立てなくても、離れていてそばにいられなくても。
諸事諸々全く関係なく、皆寄り添いたいと思っている。

本当に、あったかいです。

誰もが、その人自身だけの、他の誰にも無い経験を積んでいて、一つ一つに感動や喜びを持っていて。
それを簡単に、ぽんと差し出してくれた時。ありがとうでいっぱいになる。
そして少しでも共感したいと思う。

何が正しいか正しくないか、ジャッジをせまられることがあっても、その結果で全部は決まらない。
そう簡単に、完、ENDに出来ない。

きっと、それを誰もが分かっているんだ、と、思いました。
そうして、きっとその上で共鳴し合っていると。

小さな姪が生まれて、少しお姉さんの姪が、大人の階段を上ろうと奮闘しています。

私は前方不注意でつまずきがちですが、踊り場で立ち止まりぐるぐる時間つぶしたりしてますが、
二人の姪に恥じぬよう、逃げないで(笑)上ろうと思います。