2013年10月31日木曜日

初本番!

すっかり日本シリーズに釘付けになっていました。気づけばこんな時間!
皆さま、お元気ですか?
 
ハッピーハロウィンの今日は、初めてのうた時計でした☆
思いがけずいただいたお花です!
きれいです。バラもいい香りです。

ご希望いただいたコンサート形式で、45分のプログラムでお送りしました。
曲目はこちら↓

G線上のアリア
Ave Maria(バッハ=グノー)
Ave Maria(ピアソラ)
リベルタンゴ*楽器のデュオ
彼方の光
ムーンリバー*楽器のデュオ
小さい秋みつけた~紅葉
見上げてごらん夜の星を

アンコール♪村まつり~旅愁   



 ピアノの梶山ななえさんと、サックスの吉田充里さんのリハーサル風景です。
常に音楽に寄り添っていくお二人の演奏は、お人柄そのまま、人情のかたまりです。
ほんとに改めて、ご一緒できることにただただ感謝でした。

お住まいの皆様の作品の前で、撮影☆

 
思わず目を引く作品の数々は、友人のプロデュースでした。
 
機会をくれたその友人と久しぶりに再会した直後、感極まって取り乱しましたが、
友人が真摯に仕事を進める姿を見て、あぁ~すごい・・・って取り乱してる場合かー!
と、即修正;
 
そうして、音楽の一瞬一期一会の尊さが、改めて、胸に深くしみこんだ一日でした。
自分が、ではなく、誰かが聞いていてくれるから、だから音が感情が、生きていってくれると。
 
温かく迎えてくださった皆様、幸せなスタートを、本当にありがとうございました!!
聞いてくださる方に、少しでもミクロでもプラスになるよう、またとにかく練習です。
 

2013年10月25日金曜日

初!うた時計リハーサル

 
だいぶ涼しくなりました!皆さんお元気ですか?
また嵐がやってきましたが、どうかこれ以上被害の無いよう、祈るばかりです。
 
そんな中、来週、初!うた時計が叶うことに!
そのリハーサル後の写真です↓

 

集合ーー!!!(乱雑ですみません;)

介護を必要とされる方々がお住まいの場所で、数十名の方にコンサートを♪ということで、
一人でお伺いするのも申し訳なく、せっかくなのでピアノの梶山ななえさんと、
サックスの吉田充里さんのお力をお借りし、トリオで伺うことにしました。

・・・ってあれ?まだうた時計、始まってなかったの???
という素朴な疑問・・・ちょいちょいいただいておりました(^_^;)
まだでしたあぁぁ(T△T)!!!

うた時計!どーーん!!・・と自分で名づけたものの・・・実は演奏家の方だったら、
誰もが行っていることで、なんにも珍しいことではなく・・・。

ただ自分へのけじめとして、覚悟として、これを柱にしたくて、名づけました!
ななえさんと吉田さんのおかげさまで、素敵なプログラムになりました。

お手紙で依頼をくれた友人にも、お住まいの皆さまにも喜んでもらえるよう、努めます☆

2013年10月12日土曜日

聖路加にて


こんにちは!
今日はまた一段と暑い!皆さん、健やかですか?
昨日、聖路加国際病院のお昼のコンサートに参加して参りました。お越しくださり、お声がけくださった皆さま、ありがとうございました!






ちょうど一年前から、この音楽の会に参加させて頂いています。
毎月、グレゴリオ聖歌だったり、モンテヴェルディやバッハだったり、ヨーロッパ民謡だったり、ユーミンだったり・・・なんだかもう好き放題、歌わせていただきました。

伴奏は、初回から折々にコラボしている、友人のオルガニスト、勝俣真由美さん。
トイスラーホールのポジティフオルガンを弾いていただきました。真由美さんの演奏は、いつも誠実で、清らかです。

そんな演奏のもと、今回歌ったのは、リベラの『彼方の光(Far Away)』で、村松崇継さんの作曲です。
リベラは、イギリスの少年合唱団で、ボーイソプラノが美しいです。

自分の声は、もういい年なのにいつまでたっても大人の女性とは程遠・・・。
「少年だよねーー!!!」
で、周囲の意見が合致すること多々;

そもそも年齢の問題じゃなくて自分の努力が足りないんじゃ?!
そこ、そもそも努力したい?!
向き不向きってあるよね?!(←逃)

・・・等々よく分からなくなったところで、思い切って少年の曲にしてみようと思いました。
超えなければならない課題はもちろんあるので、逃げないで勉強しつつ、
しばらくリベラさん特集にしたいと思います☆


このトイスラーホールは礼拝堂であり、お祈りに来る方もたくさんいらっしゃいます。
私はクリスチャンではないのですが、空を見つめたあと頭を垂れて、神様にお祈りをされる方々を見て、本当に大切な場所で、誠実で、切実で、その心ひとつ、ひとすじ、の、祈りなのだと、傍で思っていました。

誰が何を歌おうが、そのひとすじがどうか届きますようにと、思うばかりです。
せめて邪魔にならないように、ご奉仕できなくてはいかんと、、、。
うっかり忘れそうになって思いを改める、月に一度の、大切なときです。


最後に!


うさぎを愛する真由美さんと、リハーサルのあと、ゆっくり歩いてピーターラビット展に行きました☆
かわいい!かわいいものはかわいい!!
ほぐれる時間は尊いです。


2013年10月7日月曜日

メッセージありがとうございます!

 
こんにちは!
 
うっかり薄着で出かけて、しまった!!という涼しさと、時折、蒸し蒸し。
でも、もうちゃんと秋ですね。お元気でお過ごしですか?
 
ホームページをご覧いただいて、お問い合わせフォームより
温かな応援メッセージを頂戴しました皆さま、本当にありがとうございます!
 
応援して下さる皆さまからの言葉を受け取る場所!
というのを設けていなかったので、どのようにお返事しようかしばし迷っておりました;
御礼が遅くなってしまって、大変申し訳ありません(>_<)!
 
Aura卒業の際にいただいたお手紙や、メッセージは、
本当にうれしく、ありがたく受け取っております。嗚咽です。
直接お返事することは出来ないのですが、何卒ご容赦ください。
それでも何か申し立てたいことが湧いてきた際には、お会いできたときにぜひお聞かせください♪
 
ほんとうに、ありがとうございます。
 
ということで、今週末は聖路加で一曲歌ってまいります☆
みなさん、どうぞ健やかにお過ごしください☆

 
 

2013年10月2日水曜日

うた時計のもと

夜長なので引き続き、立て続けにすみません!


ホームページにも書いていますが、この度立ち上げた『うた時計プロジェクト』。
このもとになった、介護のことを、やっぱり少しお話しておこう、と思います。
ちょっと腰をすえた文章になるので、どうかお時間の許すときに。


私は、祖母の介護をしたことで、これまでたくさんの方にほめていただきました。
それは、祖母のはかりごとだ、企てだったのだ、と今になって思います。

音楽という不安定なお仕事を選んだ私が、誰からもとがめられないように。


祖母には、とにかく感謝の気持ちしかありません。
そして歌も手伝いも、心配りも、出来なかったことたちの後悔は、やっぱり消えません。

Aura以外はほぼ一緒でしたので、大抵3食を共にして過ごしていました。
一対一の時間。認知症のせいで出る、悪気のない言葉とわかっていても、
なかなか受け入れられません。

自分はこんなにやさしくない人間だったのか、と思う。
いっそのこと消えてしまいたい、と思う。
死にたいじゃなくて、消えたい。
とがったものを手に、でも、勇気が出なくて、傷つけられませんでした。

祖母は歌が大好きで、私は一緒に歌ってあげたかったのですが、
歌おうとすると涙が出て、まったく歌えませんでした。
なんでだろう、と思い音楽療法士さんに尋ねると、
「それは、あなたが癒されたいから、癒されないといけないから」
とのことでした。

決して辛いことばかりではなく、一緒に通院したり、美容院へ行ったり、
祖母が頼ってくれることがうれしくて、幸せでした。
あったかい気持ちになりました。
家が大好きな祖母を、施設に行かせたくありませんでした。

だから明日からは、絶対歌おうと心に決めた次の日、
祖母は遠くへ行ってしまいました。

それをリベンジすることは、どうしたってもう叶わないのに、
命日の度に歌のお仕事が届いて、私はもらうばっかりで、幸せばっかりで、
ごめんなさいと、ありがとうを繰り返しました。

うた時計は、ソロになったら、一番したいことでした。
祖母がくれた経験を、ただ生かしたいと思って、立ち上げました。
私はなんら変わっていませんが、もし必要とされたなら、歌いに行きます。



ということで重たい文章、ごめんなさい!
最初なので、けじめに書きました。もうしません(笑)

家族をはじめたくさんの方が、祖母も私も支えてくださったことに、
改めて感謝を申し上げます。
本当に、ありがとうございました。

リュートです

夜分遅くにすみません!
こんばんは☆今日はしとしと雨模様ですね。
 
あっという間に10月です。
いよいよじっくり修行の道に入りたいと思う、秋の夜長です。
 
さて、今日はリュートをご紹介します♪
 
 
 
リュート奏者の佐藤亜紀子先生が使っていたすばらしい楽器を、ありがたく譲っていただきました。
そんな大切な楽器の大切な弦を、購入初日に切った無礼者ですが;本当にいい音で、癒されています。
 
リュートの起源はアラビア方面で、後にヨーロッパへ渡ったのがリュートになり、日本へ来たのが琵琶だそうです。
ご覧のとおり、まんまるです。
 

                     
 
このまんまるの中で、音がぐるーんと共鳴します。自分のおなかの辺りで回ります。
とにかく心地がいい。
 
私は入門者のため基礎練習=一定のリズムで、単音で弾き続けるので、
あろうことか徐々に徐々に・・羊が一匹・・・二匹・・・状態に。
 
30分弾く→10分寝る→30分弾く→10分寝る→30分・・・
 
という日々です(苦笑)
 
 
傍で聴くより、自分で弾くほうが(まだ弾けないですが;)断然楽しくて、断然いい音です。
そしてちょっと旋律を弾いたり、民謡を単音で弾いたりするだけでぐっときて、
先日もレッスンで初めて短い曲をワンフレーズ教わったとき、瞬時に泣きそうになって、
あわててこらえました(笑)
 
よくわかりませんが、自分のツボなのでしょうか。
 
そもそもリュートとの出会いは高校2年生の時です。
担任の数学の先生が趣味でリュートを弾いていて、
ジョン・ダウランドの「Come again」を歌ってみないかとお誘いいただいたのが最初でした。
 
音楽の先生も古楽がお好きで賛同、当時私は何もわからず歌いましたが、
同じクラシックでも、こういう世界があるのか、と面食らった記憶があります。
 
その後、通常のクラシックの声楽を勉強しましたが、
めぐりめぐって結局、古楽器にふれていることが、とっても不思議です。
 
リュートはそう簡単にマスターできる楽器ではないのですが、
弾き語りをめざし、今はただ、練習します☆