2014年7月11日金曜日

聖路加でした

こんにちは!暑いですね!
皆さま、お元気ですか?

すっかり滞って申し訳ありません(T0T)
今日は第2金曜日ということで、聖路加で歌って参りましたm(__)m

本日は真由美さんがお休みで、梶山ななえさんと吉田さんと、松任谷由実さんの水の影を演奏しました。

会の始めに、司祭さまからのお話で、昨日10日の朝日新聞の天声人語が紹介されました。

若くして亡くなられた奥さまが、自分に何かあっても子供が強く生きられるようにと、生前、懸命に娘さんを育てたというお話。今日11日が7回忌になるそうです。

それを聞いて、自分にも思い浮かぶことがあり、私事にも関わらず、歌う前に話してしまいました。

先日、家族で車に乗っていた時、高速道路でアクセルが利かなくなりました。
どんどんスピードが落ちて、しまいには止まってしまったのですが、道幅の広い所で、側道があり、更に坂の途中で見通しが良く、非常電話の脇に停車することができました。

しばらくして見回りの警察の方が見つけてくださり、無事に近くのインターまで誘導していただきました。

翌日は自分の挙式で、両親が万全の体制で向かいたいと車検に出し、前日に返ってきたばかりでした。故障した箇所は、車検の項目には無いところでした。

落ち着いてから、一つ一つ振り返っていると

たまたま、父が買った新しいカーナビを試して、うっかり操作ミスをし

たまたまいつものルート(中央道)ではなく、道幅の広い関越(やや遠回り)に乗ることに

たまたま、側道があるところで止まって
トンネルとか本線じゃなくて

たまたま、お天気が良かった

父は、
「どのみち止まる運命だったから、こっちに来てよかった」

ほんとにそうだと思いました。

母は、
「お父さんが守ってくれた」
と言いました。
この日は、祖父の命日でした。

祖父は私の生まれる前に他界しているので、会ったことがありません。
生前なんの力にもなれなかったのに、
助けてもらってしまって
ありがたくてやさしすぎて、
感謝と尊敬とでいっぱいでした。

思いがけず親子で乗ったパトカーで、半泣きでした。

挙式当日は雨模様でしたが、
命があって、ゲストの皆さんも無事に揃って、それでもう充分でした。

何の見返りもなくても、守ってくれる

それが天国だと、どのくらい大変なことなのか、
たやすいことなのか
生まれ変わるチャンスがワンクール遅れちゃったりしないか
どうにもこっちの世界からは分からなくて、守ってもらうばかりで申し訳ないです。

ただ、繋いでもらった命を大切にすること。
目一杯生きること。
私も誰かの力になれるよう努めること。

怠けずに、進みます。
ありがとうがいっぱいになった挙式、
そして思い起こさせてくれた聖路加でした。
共感共鳴してくださる出演者の皆さんにも、本当に感謝でいっぱいです。

長くてすみません、最後に!
警察の方から、

もし高速で停まってしまったら、
車から出て三角板を置くか発煙筒を炊く

全員車を降りてガードレールの外に避難

交通整備など絶対にしない

でください!とのことでした☆
乗っていると追突の危険もあるそうです(>_<)

以上です!m(__)m