2018年12月31日月曜日

今年もありがとうございました

大晦日!
皆さま、お元気ですか?

今年は聖路加国際病院での演奏のみとなり、
10月以降は演奏をお休みすることとなりました。
応援してくださる皆様、本当に申し訳ありません。


「歌を続けている限り、健康な子は望めないと思う。
けれどそれで歌わないことが、ストレスになってもね」

昨年、鍼灸の先生に言われていました。
すっかり忘れていました。(そんな自分にショック笑)
当時は歌わなくなることが想像出来ませんでしたし、
歌うのをやめたら、間違いなくストレスだったと思います。

ただ、今はそれがおっしゃる通りだったと、
ものすごく腑に落ちています。
そして歌わなくとも、ストレスは感じていません。
病気が分かって、不調の原因が全て繋がって、
今の自分の限界が分かりました。

「悦子さんはいつも浮いてる感じ、
ふわふわ足が地面についてない感じ」

数年前、知人に言われたことがありました。
その意味もやっと分かりました。

自分はこんなにポンコツなのに、
目指すものは高い高い所にあって
そこへ行くためにはこうあらねば、
こうせねば、そんな人でありたい、と
自分のスペック以上のものを課していました。

普通なら相手にされないところを
家族を始め周りの沢山の方の優しさと援助で、
奇跡的に形にしていただいて、次々に叶ってしまった。
私自身は実のない、相変わらずのふわふわで。

そんな私に引き続き勘違いさせないため、
今年一年があったのだと思いました。
今年の漢字は「知」です。
病をきっかけに色々と学び、気づくことができました。
そして私に必要なことは、
自分に適したペースで、自分の求める具合で
地面を一歩ずつ歩いて進むこと。
当たり前に歩けて、当たり前に家族を守れて、
走れるくらいの余力があって、
はじめて歌える。

演奏再開はだいぶ先になりそうですが、
いつかまたお会い出来るよう、
ホームページやブログは残します。
ソロになってからの5年間、そしてソロになる前から
家族を始め、ずっと温かく応援して下さる皆様、
本当に本当に、ありがとうございました。

皆さんの未来が、どうか輝きますように。
健康に快く過ごせますように。


どうぞ良いお年をお迎えくださいm(_ _)m