2013年10月2日水曜日

リュートです

夜分遅くにすみません!
こんばんは☆今日はしとしと雨模様ですね。
 
あっという間に10月です。
いよいよじっくり修行の道に入りたいと思う、秋の夜長です。
 
さて、今日はリュートをご紹介します♪
 
 
 
リュート奏者の佐藤亜紀子先生が使っていたすばらしい楽器を、ありがたく譲っていただきました。
そんな大切な楽器の大切な弦を、購入初日に切った無礼者ですが;本当にいい音で、癒されています。
 
リュートの起源はアラビア方面で、後にヨーロッパへ渡ったのがリュートになり、日本へ来たのが琵琶だそうです。
ご覧のとおり、まんまるです。
 

                     
 
このまんまるの中で、音がぐるーんと共鳴します。自分のおなかの辺りで回ります。
とにかく心地がいい。
 
私は入門者のため基礎練習=一定のリズムで、単音で弾き続けるので、
あろうことか徐々に徐々に・・羊が一匹・・・二匹・・・状態に。
 
30分弾く→10分寝る→30分弾く→10分寝る→30分・・・
 
という日々です(苦笑)
 
 
傍で聴くより、自分で弾くほうが(まだ弾けないですが;)断然楽しくて、断然いい音です。
そしてちょっと旋律を弾いたり、民謡を単音で弾いたりするだけでぐっときて、
先日もレッスンで初めて短い曲をワンフレーズ教わったとき、瞬時に泣きそうになって、
あわててこらえました(笑)
 
よくわかりませんが、自分のツボなのでしょうか。
 
そもそもリュートとの出会いは高校2年生の時です。
担任の数学の先生が趣味でリュートを弾いていて、
ジョン・ダウランドの「Come again」を歌ってみないかとお誘いいただいたのが最初でした。
 
音楽の先生も古楽がお好きで賛同、当時私は何もわからず歌いましたが、
同じクラシックでも、こういう世界があるのか、と面食らった記憶があります。
 
その後、通常のクラシックの声楽を勉強しましたが、
めぐりめぐって結局、古楽器にふれていることが、とっても不思議です。
 
リュートはそう簡単にマスターできる楽器ではないのですが、
弾き語りをめざし、今はただ、練習します☆