2016年7月3日日曜日

ラスト14日目♪スオ・ガン

暑くなってきました!
皆さま、お元気ですか?


アルバム「こもりうた」曲紹介〜14日目☆
これはCDのブックレットに書ききれなかったことを、
描かせていただこうという薬味ですm(_ _)m

最終日はウェールズ民謡のスオ・ガンです。
スオ・ガンはウェールズ語で子守唄
の意味になります。

この歌も、ボーイソプラノの子が
映画の挿入歌として歌っていたり、
ウェールズ出身の歌手・声楽家の方の演奏や、
英語詞にも訳されて歌われたり、
各国で親しまれています。


アイルランドやスコットランド、ウェールズで歌い継がれる
ケルトの人々の民謡には名曲が多く、
何か一つ歌いたいと思いました☆

サビ以外は
半音を使わない五音音階で出来ています。
昔々から日本人も好んで歌ってきた音階で、
時期的に『♪七夕さま』も、その一つでした☆

この親しみ感を維持したいなぁと思い、
曲全体の音の高さを、低めに設定しました。
私はどちらかというと高めの方、
いわゆるソプラノの音域が合うよーと
言われるタイプなんですが、
高音が持つ昇天感ではなく
中音の安心感に
チャレンジしました。

そしてこの度、
吉野裕司さんに編曲を依頼!

吉野さんの編曲は
Auraの頃から歌わせていただいて、
ゴルトベルク変奏曲は現在もCMで
オンエアされています♪
個人的にはグノーのAveMariaが大好きです。

ルービックキューブがそこかしこに
積み上がっていくような
吉野さんワールド。
それがオルガンで全開になってます。

真由美さんの足さばきを見ていただきたい!
です。
オルガンて体育会系かも 
三っ•̀.̫•́)っ
と、思わされました!

音色を切り替えるアシスタントの方も、
譜面とにらめっこ(ง •̀_•́)ง
集中力、そして息を読み、合わせる力☆☆☆
(↑絶妙なんです)

リハーサルでは、私が少し
アシスタントをさせていただきましたが
幾度スルーしたことか\(°口°;) ←間に合わない

そうしてこの壮大なスペクタクルアドベンチャーが
完成しておりますm(_ _)m


歌詞の方は3番に差し掛かると、

外で物音がするけれど
あれは葉っぱや波の音で
誰もあなたを脅かしはしない
驚かしたりしない
だから安心して

と出てきます。
現在もすこしざわざわしていますが、
過去には争いが絶えなかった地域。
お母さんがどこか自分に言い聞かせているように
私は思えてしまいました。


・・・考えすぎかもしれないです(^_^;)

ただ、我が子を守るって
本能が反射的に働くんだろうなと、
その頑なさというか
健気さが、やっぱり素敵です(T□T)

私は想像するしかないのですが、
そんな周りの素敵な人達を見てきて、
改めて尊敬の気持ちで一杯です。

理由あって
もしそうなれなかったとしても
その人にしか分からない痛みが、
いつか
家族を超えてどれだけの人を温めるか
それもすごくすごく尊くて
やっぱり素敵です。


ややB型的暴走がありましたm(_ _)m
そんなところで、スオ・ガンです☆