2016年6月23日木曜日

4日目♪シューベルトの子守歌

少し風が涼しいです。
皆さま雨は大丈夫でしょうか。お元気ですか?

アルバム「こもりうた」曲紹介〜4日目☆
これはCDのブックレットに書ききれなかったことを、
描かせていただこうというこころみですm(_ _)m


今日はシューベルトの子守歌です。
少年時代に亡くなったお母さんを想い、
書いた曲だそうです。

子供からの視点で書かれたもの。
そういう子守歌があるのかと
記述を読んで、
子守歌の幅の広さを感じました。

そしてこの子守歌の印象が
一気に変わりました。

通常はピアノで演奏されることが多いこの曲、
音を打鍵した後は、自然に減衰していきますが、
オルガンは自然には減衰しません。
パイプに空気が流れ続け、
音が鳴り続けます。

それにより、ピアノとオルガンでは
前奏後奏のメロディの聞こえ方が大きく変わったのですが、
私は鳴り続ける高音が
お母さんへの音のように聞こえてきて
心がぎゅーっとなりました。

シューベルトが意図したこととは
違ってしまったかもしれませんが、
和音や音の持つ意思を、
オルガンがより強く発してくれた気がしました。

もちろん、真由美さんが選んだ音色が素敵で
だからこそ、です☆

日本語詞は「星の王子様」の翻訳者、
内藤濯さんです。
1,2番を日本語で、
3番は原語のドイツ語の1番を歌いました。

母曰く、祖母も歌っていたとか。
ぎゅーっとなります☆彡